AJIMUSE Lab– Author –
AJIMUSE Lab は、世界の調味料メディア AJIMUSE をつくっている編集ラボです。Codex(国際食品規格)、EU の規則と原産地呼称の登録簿、国際オリーブ理事会の規格、日本の JAS 規格と食品成分表、米国農務省やインド香辛料庁の資料、査読論文——本国の規格や公的機関の資料を中心に、一次資料を原典で読むことを出発点にしています。現地の言葉で書かれた規格や資料の読み解きと下書きにはAIを使い、数字や固有名詞は人が出典に当たり直して、裏が取れないものは落としてから公開します。編集方針と記事のつくりかたは運営者情報にまとめています。
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種類別図鑑
五香粉図鑑と使い方|中華の甘い香りの正体
五香粉とは八角・花椒・シナモン・クローブ・フェンネルを主軸とする中華の混合香辛料で、豚肉の角煮や唐揚げに甘く複雑な香りを与えます。地域や製造者により配合が異なり、実際には5種以上の構成も珍しくありません。 -
歴史と食文化
カレー粉の歴史|インドに「カレー粉」はなかった
インドには存在しなかったカレー粉は、18世紀末にイギリスで誕生した調合スパイスです。東インド会社の帰還者向けに商品化され、C&B社などが世界へ広げました。日本では1923年に国産化され、戦後の学校給食を通じて国民食となりました。 -
使い方・代用
ガラムマサラとカレー粉の違い|入れるタイミングで別物になる
ガラムマサラとカレー粉は発祥国・主成分・投入タイミングが異なり、インド発祥のガラムマサラは仕上げに加えて香りを立たせ、英国生まれのカレー粉は序盤に油で炒めて使う。ターメリック有無による色の違いと配合思想の差が、両者を別物にしている。 -
種類別図鑑
ガラムマサラ図鑑|「決まったレシピがない」インドの家庭の香り
ガラムマサラとは、カルダモン・シナモン・クローブなど複数のスパイスを粉末状に配合したインドの混合香辛料です。「決まったレシピがない」のが特徴で、地域・家庭・料理ごとに異なる組み合わせが存在します。市販品と家庭製の違いも解説。 -
使い方・代用
ウスター・中濃・とんかつソースの違い|英国生まれ日本育ちの使い分け
ウスターソース・中濃ソース・とんかつソースの違いは粘度にあります。JAS規格で定められた粘度の数値により、甘さ、塩分、香辛料の配合が変わり、用途も異なります。使い分けのコツを解説。 -
歴史と食文化
マスタードの歴史|ローマの薬味からディジョンの独占まで
マスタードという語は13世紀初めのフランス語の文献に現れます。ディジョンの同業組合の規約、1756年のナイジョンによるヴェルジュの導入、マイユやグレイの名店までを原資料でたどり、ラベルの「ディジョン」が何を示すかを解説します。 -
種類別図鑑
マヨネーズ図鑑|卵黄型と全卵型、各国規格の違い
マヨネーズとは卵・油・酢を乳化させた半固体状ドレッシングで、日本は卵黄型、欧米は全卵型が主流です。卵黄に含まれるレシチンが乳化剤として機能し、油脂含有率や卵の種類による違いが味わいと色を大きく左右します。 -
歴史と食文化
ケチャップ変遷史|魚醤から始まりトマトにたどり着くまで
ケチャップの歴史は17世紀の東南アジアの魚醤に遡り、18世紀英国ではマッシュルームを使った茶色い調味料へと変化。1876年にハインツ社がトマトケチャップを発売することで現在の形に定着した、300年の変遷の軌跡を辿ります。 -
種類別図鑑
ケチャップ図鑑|各国の規格で見る「トマトケチャップ」の定義
ケチャップとは、国によって異なる規格で定義されるトマト加工品です。日本のJAS規格では可溶性固形分25%以上、米国の連邦規則では独自の要件を定めており、固形分の濃度や使用原材料の違いが味わいに大きく影響します。