AJIMUSE Lab– Author –
AJIMUSE Lab は、世界の調味料メディア AJIMUSE をつくっている編集ラボです。Codex(国際食品規格)、EU の規則と原産地呼称の登録簿、国際オリーブ理事会の規格、日本の JAS 規格と食品成分表、米国農務省やインド香辛料庁の資料、査読論文——本国の規格や公的機関の資料を中心に、一次資料を原典で読むことを出発点にしています。現地の言葉で書かれた規格や資料の読み解きと下書きにはAIを使い、数字や固有名詞は人が出典に当たり直して、裏が取れないものは落としてから公開します。編集方針と記事のつくりかたは運営者情報にまとめています。
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種類別図鑑
だし醤油は「醤油」ではない|名称欄に書けない理由と「しょうゆ加工品」
だし醤油は商品名に「しょうゆ」とあっても、一括表示の名称欄に「しょうゆ」とは書けません。だしを加えると食品表示基準の「しょうゆ」の定義から外れるためです。業界の呼び名「しょうゆ加工品」の出どころと、買うときに見る欄も整理します。 -
種類別図鑑
味付け塩・混合調味塩の読み方|「塩」と名乗っていても中身は違う
味付け塩は食塩にハーブや香辛料を混ぜた調味料で、塩化ナトリウムの含有量は製品ごとに異なります。規約の対象外のため、原材料欄の並び順を読むことで商品の設計意図を理解する必要があります。 -
種類別図鑑
梅酢(赤・白)の図鑑|梅干しの副産物が調味料になるまで
梅干しの塩漬けで生まれる梅酢は、醸造酢とは異なる副産物です。赤じそを加えるかどうかで白梅酢と赤梅酢に分かれ、アントシアニンの性質やpH・塩分濃度によって発色が変わります。調味料としての使い方を知るために、その成り立ちを理解しましょう。 -
歴史と食文化
味噌の日本史|大陸から来た「醤・鼓・未醤」が味噌になるまで
味噌は中国大陸・朝鮮半島から伝わった醤・鼓・未醤に起源し、当初は貴族や寺院の高級調味料でした。鎌倉から室町時代にかけて庶民層へ普及し、味噌汁という用法も生まれます。16世紀の寺院記録から見える味噌の歴史を解説します。 -
選び方・買い方
減塩醤油とうすくち醤油、塩分はどちらが高いか|表示基準から読む
減塩醤油とうすくち醤油は色の濃淡で塩分が決まるわけではありません。うすくち醤油は製法による色沢の分類であり、塩分量とは別の軸です。栄養成分表示の食塩相当量を確認することで、実際の塩分を正確に判断できます。 -
種類別図鑑
分蜜糖と含蜜糖はどこで分かれるか|きび砂糖・黒糖と「黒糖加工品」の表示区分
きび砂糖と黒糖の違いは原料ではなく、糖蜜を分離するかどうかという工程の位置にあります。どちらもさとうきび由来で糖蜜を残す含蜜糖の側にありますが、精製度が違います。食品表示基準が「黒糖」と「黒糖加工品」を書き分けている点まで含めて整理します。 -
選び方・買い方
サラダ油とキャノーラ油の違い|等級名と原材料表示で読み分ける
サラダ油とキャノーラ油の違いは原料と等級という二つの軸で理解できます。JAS規格では「なたね油」が区分名であり、サラダ油は低温でも清澄さを保つ等級の呼び名です。キャノーラ油は商品名であり規格区分ではありません。 -
基礎知識
シナモンのクマリンはどう規制されているか|EU規則の上限を読む
シナモンのクマリンはEUの香料規則の附属書IIIに載っています。そのまま加えてはならない物質のパートAと、自然に存在する分の上限を置くパートBの二段構えで、クマリンは後者です。何に対する枠なのかを条文から読みます。 -
選び方・買い方
オイスターソースの選び方|原材料表示から牡蠣の比重を読む
オイスターソース選びは原材料表示の並び順が要点です。食品表示基準は原材料を重量の多い順に並べさせるため、かきエキスが先頭に近いほど牡蠣の比重が高いと読めます。含有率の規格は本記事の典拠には見当たりません。